「今宮神社に行くなら、周辺の観光スポットも一緒に巡りたい!」
「名物のあぶり餅やランチも楽しめる、おすすめのモデルコースを知りたい!」
今宮神社の周辺には、禅寺として知られる大徳寺をはじめ、歴史ある神社や京都ならではのお店が点在しています。
なかでも外せないのが、今宮神社の東門前に並ぶ「一和」と「かざりや」のあぶり餅。
Konokaせっかくなら、両方のお店を訪れて食べ比べてみたいですよね。
この記事では京都出身の私が、今宮神社を中心に周辺の観光スポットを巡るモデルコースをご紹介します。
精進料理のランチや京都らしいお買い物も楽しみながら、今宮神社周辺の散策を楽しみましょう。
京都の街歩きを楽しむためのポイントについてまとめています。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。


今宮神社周辺の観光モデルコース


今回ご紹介するのは今宮神社を中心に、大徳寺や建勲神社などを巡る観光モデルコースです。
名物のあぶり餅は、老舗の「一和」と「かざりや」の両方に立ち寄って食べ比べ。
お昼には精進料理を味わい、京都らしい手仕事のお店にも足を延ばします。
まずは、地図で各スポットの位置関係を確認してみましょう。


今回のモデルコースは、ランチやあぶり餅の食べ比べ、お買い物も含めて、約5〜7時間を想定しています。
こちらの記事では二条城周辺の街歩きコースも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。


今宮神社周辺の観光モデルコースの流れ
今宮神社の門前で、名物のあぶり餅を味わいます。
所要時間:20〜30分
玉の輿伝説で知られる神社を参拝します。
所要時間:20〜30分
もう一軒の老舗を訪れ、一和のあぶり餅と食べ比べます。
所要時間:20〜30分
禅寺ならではの落ち着いた雰囲気を楽しみ、公開されている塔頭にも立ち寄ります。
所要時間:20〜30分
京都らしい精進料理を味わいながら、ひと休みします。
所要時間:60〜90分
大徳寺周辺のお店を巡り、京都らしい髪飾りや伝統のお菓子を探します。
- おはりばこ:つまみ細工の髪飾りや和小物
- 紫野和久傳:蓮もち
- 松屋藤兵衛:紫野松風
所要時間:10〜15分
織田信長ゆかりの神社を参拝します。
所要時間:20〜30分
大徳寺で拝観する場所やそれぞれのお店で過ごす時間によっても、所要時間は変わります。
時間に余裕を持って、ゆっくり散策するのがおすすめ。
なお、飲食店の営業時間や定休日、大徳寺の拝観状況によっては、訪れる順番を入れ替えるとよいでしょう。
今宮神社周辺のおすすめ観光スポット


モデルコースで立ち寄るスポットの詳細をご紹介します。
歴史ある神社仏閣はもちろん、名物のあぶり餅や精進料理、京都らしいお買い物など、見どころも楽しみ方もさまざま。
それぞれの魅力を知って、気になるスポットを見つけてみてください。
一和とかざりや|名物あぶり餅を食べ比べ


今宮神社の東門前には、あぶり餅の老舗「一和」と「かざりや」が向かい合っています。
あぶり餅は、きな粉をまぶした小さなお餅を炭火で焼き、甘い白味噌だれを絡めた厄除けのお餅です。
一和は1000年創業と伝わる日本最古級の和菓子店。一方のかざりやも、400年以上の歴史を誇ります。



京都人の間でも「うちは一和」「うちはかざりや」と、ひいきのお店が分かれるほど。
味わいはほとんど一緒ですが、微妙な違いがあるのでせっかくなら両方食べ比べてみてください。
ただ、向かい合う2軒を続けて訪れるのは、なんとなく気恥ずかしいもの。
そこで私は、一和であぶり餅を食べたあと今宮神社を参拝してから、かざりやへ行くようにしています。
お店の方は気にしていないと思いますが、まぁ、私なりのちょっとした気遣いです(笑)。
今宮神社|玉の輿伝説で知られる古社


平安時代に疫病退散を願って創建された今宮神社は、「玉の輿神社」の愛称でも親しまれています。
その由来は、西陣の八百屋の娘から徳川5代将軍・綱吉の生母となった桂昌院(お玉)。今宮神社は、桂昌院が厚く信仰した神社として知られています。
また、東門から続く石畳の参道は、映画『国宝』のロケ地。劇中では、喜久雄と半二郎のお練りのシーンが撮影されました。



境内には、願いが叶うかを占う不思議な石「阿呆賢さん」など、ほかにも見どころがいっぱい。
今宮神社の歴史やご利益、境内の見どころについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。


大徳寺|禅寺の境内と塔頭を巡る


今宮神社から徒歩約10〜15分の場所にある大徳寺は、鎌倉時代末期に創建された臨済宗の禅寺です。
広大な境内には20以上の「塔頭(たっちゅう)」と呼ばれる小寺院が点在しています。



塔頭とは、もともと高僧のお墓を守るために建てられた寺院のこと。
境内は自由に散策できますが、塔頭の庭園や建物を見学する場合はそれぞれに拝観料が必要です。
なかでもおすすめは、枯山水庭園で知られる「大仙院」や「瑞峯院」。趣の異なる庭園を楽しめます。
また、春や秋には普段非公開の塔頭が特別公開されることも。秋は紅葉が美しい庭園もあり、訪れる季節によって違った魅力に出会えます。
公開状況や拝観料は塔頭ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
塔頭によっては、坐禅や茶道などの体験を実施しているところもあるので、併せてチェックしてみてくださいね。
| おすすめの塔頭 | 見どころ | 大人拝観料の目安 |
|---|---|---|
| 大仙院 | 国宝の方丈と枯山水庭園 | 500円 |
| 瑞峯院 | 重森三玲が手がけた庭園 | 400円 |
| 龍源院 | 複数の枯山水庭園 | 400円 |
| 黄梅院 | 苔庭と紅葉<秋の特別公開> | 1,000円 |
泉仙|精進料理のランチ


大徳寺でのランチにぜひおすすめしたいのが、境内にある「泉仙(いづせん)大慈院店」です。
大慈院は大徳寺の塔頭のひとつ。名物は、禅僧が托鉢に使う鉄鉢をかたどった朱塗りの器に季節の料理を盛り付けた「精進鉄鉢料理」です。
肉や魚を使わず、野菜や豆腐などの素材を生かした料理ですが、物足りなさはまったく感じません。



私も大好きなお店で、訪れるたびに「こんな調理法があるんだ!」と、その工夫に驚かされます。
食べ終えた器を大きい順に重ねると、最後はひとつに収まるのも面白いところ。
精進料理のイメージが変わるような、ぜひ一度味わってほしいランチです。
建勲神社|織田信長ゆかりの神社


大徳寺周辺の散策の締めくくりに訪れたいのが、船岡山の中腹に鎮座する「建勲神社」です。



正式には「たけいさおじんじゃ」と読みますが、地元では一般に『けんくんじんじゃ』の名で親しまれています。
戦国武将・織田信長を主祭神とし、息子の信忠も祀られています。
境内には、信長が好んだとされる「敦盛」の一節を刻んだ歌碑や、織田家の家紋「織田木瓜」があしらわれた神紋など、信長ゆかりの見どころが点在。
また、高台にある境内からは京都の街並みを望むことができ、観光の締めくくりにもぴったりです。
少し坂道や階段を上りますが、歴史好きの方にはぜひ立ち寄ってほしい神社です。
大徳寺門前で立ち寄りたいお土産店


大徳寺の門前には、京都らしい和小物や伝統のお菓子を扱うお店が点在しています。
せっかくここまで来たなら観光だけでなく、お土産探しも楽しみたいところ。
私のおすすめの3軒をご紹介します。
さっそく、ひとつずつ紹介しますね。
京都でのお土産は、こちらの記事も参考にしてみてください。




おはりばこ|正絹のつまみ細工が美しい髪飾り


「おはりばこ」は、正絹のつまみ細工で作られた髪飾りが並ぶ専門店です。
色とりどりの小さな花を組み合わせたかんざしは、どれも繊細で華やか。
七五三や成人式などの晴れの日を彩る髪飾りを中心に、コサージュやヘアアクセサリーなども扱っています。
おしゃれで気軽に入りやすそうな雰囲気のお店ですが、実は1945年創業の西陣の絹糸問屋がルーツ。



京都の伝統的なつまみ細工を受け継ぐ、歴史あるお店なんです。
買う予定がなくても、美しい髪飾りを眺めにふらっと立ち寄りたくなるお店。
事前予約をすれば、つまみ細工の制作体験も楽しめます。
京都で体験型の観光をしたい方には、こちらの記事も参考になりますよ。


紫野和久傳|蓮もち


京都の料亭「和久傳」が手がける「紫野和久傳」。
大徳寺店ではお弁当や和煮をはじめ、さまざまなおもたせを扱っています。



なかでも私のお気に入りが、れんこんのでんぷんを使った「蓮もち」です。
口に入れると、ぷるんとやわらかいのに、噛むともっちり。なめらかな口当たりと、やさしい甘さが広がります。
わらび餅とも葛餅とも違う、あの独特の食感がなんともいえません。
日持ちするので、京都旅行のお土産にもおすすめ。ちょっと贅沢なお茶の時間を楽しめる一品です。
松屋藤兵衛|伝統菓子「紫野松風」


大徳寺の門前にある「菓匠 松屋藤兵衛」は、創業約250年の歴史を持つ老舗和菓子店です。
名物の「紫野松風」は、小麦粉や白味噌、麦芽飴を使ったもっちりとした生地に、大徳寺納豆と白胡麻を散らして焼き上げたお菓子。



白味噌のやさしい甘みに、大徳寺納豆の塩味がアクセント。
胡麻の香ばしさも加わって、甘いだけではない、なんとも味わい深いお菓子です。
しかも、大量生産せずオンライン販売もしていないので、京都に来たならぜひ手に入れたいところ。
賞味期限は夏場で約3日、冬場でも約5日と短めですが、それも昔ながらの製法を守るお菓子ならではです。
焼き上がり時間は日によって異なるため、確実に購入したい方は事前に電話で確認・予約しておきましょう。
住所: 〒603-8214 京都府京都市北区紫野雲林院町28
電話番号: 075-492-2850
時間があれば船岡山公園にも足を延ばしてみて


建勲神社を参拝したあと、まだ時間と体力に余裕があれば船岡山公園にも足を延ばしてみてください。
船岡山は標高約112mの小高い山。建勲神社に隣接する西北部一帯が公園として整備されています。



山頂付近から望む京都の街並みも見どころのひとつ。
園内にはツツジやハギなどの草木に囲まれた遊歩道があり、四季折々の自然を楽しみながら散策できます。
また、毎月第3日曜日には「船岡山オープンパーク」が開催され、飲食や雑貨の販売、ワークショップなどが楽しめます。
観光の締めくくりに、自然に囲まれた場所でのんびり過ごしてみるのも素敵ですね。
今宮神社周辺で京都らしい散策を楽しもう


今宮神社の周辺には、大徳寺や建勲神社などの歴史ある寺社をはじめ、京都ならではの味や伝統に触れられるお店が点在しています。
名物のあぶり餅を食べ比べたり、精進料理を味わったり、門前のお店でお土産を探したり。
京都の中心部とはまた違う、落ち着いた街歩きを楽しめるのがこのエリアの魅力です。
ぜひ時間に余裕を持って、今宮神社周辺をゆっくり巡ってみてください。
京都の記事をもっと探したい方へ
京都観光・街歩き・おみやげ・食・文化など、KYOTONEの記事を目的別にまとめています。












コメント